はんなり京言葉
京都弁が町衆の間で 日常的に使われなくなったのは いつ頃からなのだろう。まだお年寄りと会話をすれば 端々から京言葉が少なからず 耳に入ってくるが、若者や父さん母さんからの発信は 残念ながらあまり受信できない。社会全体が慌ただしくなる中、ゆ〜っくりで語尾のトーンが微妙に下がる京都弁はスピード化・言葉の省略化現象によって消滅してしまうのか。メール全盛の時代 言葉が簡略化され、お互いの気持ちが たいして響き合わない文章のやりとりが 横断歩道上でも 自転車をこぎながらでも 睡眠j時にでもなされている。決してこれらを否定しているわけではないが、たまには爽快な朝、相手の目を見て ゆっくりと言葉の味をかみ締めながら 「おはようさんどす」 と・・・。脈々と受け継がれてきた京都弁。舞妓さんや料亭の女将さんの世界だけの存在では寂しい限りでようおまへんなあ。
| 京言葉 | 現代訳 | 京言葉 | 現代訳 |
| あてかて | 私だって | しなこい | 柔軟な |
| あほくさ | 馬鹿らしい | せける | いらいらする |
| あも | 餡もち | そうかて | そうですけれど |
| あらしまへん | 御座いません | たいてやない | 大層な |
| あらへんか | ないか | ちょうず | 手洗い |
| あんじごと | 心配すること | ちょっきり | 丁度 |
| あんじる | 心配する | ちょぼちょぼ | 同等 |
| いかはらへん | 行かない | てんご | 悪口 |
| いかれころ | してやられる | とっとと | 急いで |
| いっしょまい | 共有 | どんつき | 突き当たり |
| おく | 中止する | なんで | 何故に |
| おしやす | なさい | なんやと | 何かと |
| おてしょう | 小皿 | はりこむ | 奮発する |
| おむし | みそ | ひのくれ | 夕暮れ |
| およじ | 便所 | ふみちゃくる | 踏みにじる |
| かじけ | さむがり | べしょぬれ | ずぶ濡れ |
| かど | 野外 | べったり | 常時 |
| きばる | 努力する | ぼちぼち | 徐々に |
| くくる | 結ぶ | ほどらい | 適量 |
| こうとくれやす | 買ってください | ほんまに | 全く |
| こつんこ | 鉢合わせ | まし | 良好 |
| こる | 熱中する | みとうやす | 見てごらん |
| さら | 新しいもの | むこうみた | 相手次第 |
| さんにょう | 計算 | メリンス | とうちりめん |
| しっちゃもない | 粗末な |































